2011年6月29日水曜日

「山男の独り言」シリーズ

久しぶりにY2ブログに戻って参りました。長らくの御無沙汰でしたが百名山登山を6月から再開しましたのでここに報告を兼ね画像をお送りします。6月25、26日にかけて 小生のNo81・82座目の




北海道最高峰の大雪山系旭岳2290mと未だ山腹から噴煙を上げる活火山の十勝岳2077mに登ってきました。生憎天候は今一のため残念なことに展望の素晴らしい画像に残すことができませんでした。



まずは大雪山系の旭岳からのスタートです。

当日は下界は曇りでしたので登山口であるロープウェイ終点の姿見駅はもはや濃い霧の中。
大雪山の雰囲気が全く出せないので翌日30Km超離れた十勝岳中腹からの画像です。




登山口のロープウェイ終点の姿見駅から既にかなり濃いガスが出ていましたので登山路の一寸先や周囲の風景は積雪とあいまって次の如く白い世界です。このガスが濃くなったり薄くなったりします。






旭岳は北海道で一番高い山約2300mですが無積雪期には姿見駅から頂上との往復コースであれば3時間半くらいのハイキングコースとして雄大な景色とお花畑または素晴らしい紅葉で有名な山です。

とはいえこれではね・・・興ざめですね!

















姿見の池も雪の中から申し訳程度に顔を出していますがほんとはもっと大きな池です。まだ雪が十分解けていない時期だからこの有様です。




天気が良いとこの池に頂上が映し出されて雄大な自然を満喫できる筈だったのに!むむむ・・無念。



アイゼン無しでこのシャーベット状の雪を踏んで登ってゆきますが靴が結構足跡に嵌ったりして一寸歩きにくかったりします。



時に皆さん「エビの尻尾」を御存知でしょうか?


寒いこの時期には未だ冷たい湿気を帯びた風が岩に当たって風上側に氷が伸びて行き尻尾の様になるものをいうとのことです。



蔵王の樹氷と同じ現象で樹ではなく岩にくっつくことがその違いなのです。




高度を上げて登ってゆくと有るは有るはたくさんの様々な形をした尻尾に出会いました。




ただし、この時気温はおそらく2~3℃だったと思いますがとにかく寒くて鼻汁が止まりませんでした。





2290mの頂上にある標識に「エビの尻尾」が下の画像のようにに取り付いて長く伸びていました。

レインウェアに完全武装の形でにやけているのが小生であります。



こんな状態では長居は無用とばかりそくさくと一目散に下山しまして宿泊場所の白金温泉の暖かい湯に浸かって疲れを癒したのであります。

以上第1回目の報告です。




























































1 件のコメント:

  1. 芹澤さん

    すさまじい景色ですね。
    (海老の尻尾というのを初めて知りました)

    とても本州からは想像付きません。
    確率的には悪天候の方が多くありませんか?
    (本当は雨男だったりして・・・・?)

    自然は思いどうりにいかないところが
    また いいんですかね。

    返信削除

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