当日はちょっと蒸し暑い感じでしたが、快晴の1日でした。
会場は藤沢市民会館大ホール。(JR、江ノ電、小田急が集まっています藤沢駅から徒歩10分ちょっと)大変りっぱなホールでした。開場の14;30にはちょっと早くに到着しましたが、ホール前にはすでに長蛇の列ができていました。ふっと木陰に目をやると、何やら見覚えのあるお顔がありました。そう元C2の渡辺さんです。(お聞きしたところ、莇さんとは新任監査役研修の同期の桜だそうです)
2人で木陰で話していると、目の前を足早に横山さんが横切っていきます。「よこやまさ~~ん」っと呼べども我関せずとスタスタ。我々も入場する事に。
本日Y2会からは武井さん、信岡さん、高橋さん、春日井さんご夫妻も参加されておりました。
15時の開演になりました。ステージにはなにやらユニクロ(?)のようなTシャツを着た、(しかも皆さん色違い)妙齢の方々が登場です。(昨年のピシッときまったステージ衣装の印象がありましたので、一瞬目を疑いました)
常任指揮者の清水敬一氏のあいさつで開演です。
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≪歌う今≫ 常任指揮者 清水敬一
2011年は、大きな地震があった年として記憶されることは間違いないでしょう。未だに地震そのものも続いていますし、原子力発電所の事故は、私たちが生きている時間では解決できない問題として、立ちはだかっています。音楽を演奏することを仕事とする私にとって、音楽と向き合うことをもう一度考え直さなければならない契機となりました。
木下牧子さんの《いのちの木を植える≫は作品が出来上がった時から演奏したいと思っていた作品でした。初演を聴いていた音楽誌の編集長の勧めでオリジナルの混声版から終曲だけ同声2部版が制作され、そちらが先に世に出、私はそれを何度も演奏していたので、全曲版が出版されたのを機にすぐに意を通させていただきました○谷川俊太郎さんの同じ詩で別の合唱作品も生まれていて、6月に行われた「歌われる詩」と題された谷川さんの詩をテキストとする音楽作品を特集した演奏会では両方の作品が取り上げられました。その演奏会の司会を務めていた私は、ゲストとしていらしていた谷川さんとたくさん話をする恵まれた時を得ましたが、気取らない普通の会話から汲取れるお人柄に触れ、特別な言葉を使わずに深い世界を現前させる谷川さんの詩作の秘密の
一端に壊することが出来たように思いました。木下さんの音楽も、奇を街わない見事な仕上がりで、歌うことで、大げさでなく、生きていくことを再び考え直す導きを与えてくれ
ます。
今を見つめ直す時に、そこに歌があるといい、と切実に思います。
常任指揮者 清水敬一
早稲田大学理工学部卒業。指揮法を遠藤雅古、Ⅴ.フェルドブリルに、合唱指揮を関屋晋の各氏に師事。
1990年7月の定期演奏会より湘南市民コールにて指揮者を務めており、2005年4月より常任指揮者に就任。
各地で合唱とオーケストラのための作品の合唱指揮を務め、藤沢市でも1996年ヴェルデイ「レクイエム」(広上/藤響)、1998年ベートーヴェン「交響曲第九番」(広上/藤響)、2004年マーラー「復活」(現田/藤響)、フオーレ「レクイエム」(現田/神奈フィル)等の演奏会で合唱指揮を務めた。合唱コンクールの審査員、講習会の講師など、多方面で活躍している。1995年よりNHKラジオ「みんなのコーラス」にレギュラー出演。日本合唱指
揮者協会副理事長・事務局長。東京都合唱連盟理事。東京芸術大学非常勤講師。
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コーラスが始まりました。後ろではコウモリ傘までさしてます。曲は宮崎駿アニメシリーズということで納得。休憩を2回はさんで2時間のプログラムはあっという間に過ぎました。途中会場のみんなで参加して合唱するコーナーもありました。(今年は「見上げてごらん 夜の星を」でした。)よく知っている曲でしたので、横山さんと並んで大きな声で歌いました。横山さん先日のカラオケ以来よく歌ってます。
アンコール曲は「
死んだ男の残したものは:友竹正則(1965年)」( - 作詞/谷川俊太郎、作曲/武満徹。高石友也、小室等ほか沢山の歌手に歌われている。)でした。コーラス用に編曲したもので、心にじーーんときました。
終了後、ロビーには緊張を解かれ満面笑顔の莇さんご夫妻が、皆様にお声を掛けられていました。すばらしい歌声をありがとうございました。それにしても本格的な合唱ですね。第56回定期演奏会ということで歴史も感じられます。莇さん、依子さまお疲れ様でした。
まだ、夕暮れにはちょっと早かったのですが渡辺さんも一緒に参加して、さっそく藤沢駅前での懇親会となりました。(2升があっというまに空きました。おいしかったですね。)
PS. 莇さんより一言
一昨日は残暑の厳しき折、わざわざ藤沢までお越しいただきましたありがとうございました。少しはお楽しみいただけましたでしょうか?すこしは心地よくお休みいただけましたでしょうか?
毎年定期演奏会終了後に思うのですが、「もう体力の限界」と。でもあの満足感が忘れられず、「また来年」と思っている老年生です。またの機会がございましたら是非こりづにお出かけください。家内から「また鎌倉の散策でお会いできるのを楽しみにいたしております」とのことです。
ほんとうにありがとうございました。
PPS. 当日のご精算
会費 : 5,600円 x 6名 = 33,600円
飲食代 : 33,495円
お釣り : 105円
※ お釣りの 105円 は、義援金に充当させて頂きます。
ワンコイン義援金;
今回の義援金 105円
前回までの累計額 33,270円
義援金 総額 33,375円
となりました。