2011年9月19日月曜日

「山男の独り言」シリーズ




御無沙汰しておりますが山男が今回北海道の幌尻岳2052mに登ってきましたので関係画像を掲載しました。この山は「知る人ぞ知る」大変な山です。奥深い所で東京から1日かけて移動し近くの町で1泊。
そこから登山口まで車で2時間。林道を歩き2時間。
そこから川沿いに渡渉を繰り返すこと今回は23回、
約2時間半(台風の後で増水がひどく胸まで浸かる所が出たのです、トホホ・・・)。最後に渡渉が終わりようやく山小屋に到着してここで1泊。天候にも余り恵まれず今回は山小屋を出てからの画像です。
本当は凄い水量の渡渉場面を撮りたかったのですがザックまで水に浸かるため全て防水措置をしておりカメラは全く取り出せず流されないようわが身を守るのが精一杯でした。最初のものは対面に頂上が見えているのですがべらぼうにでっかい北カールが映っています。

次は頂上で見た不気味な雲!への字型でパラグライダーの羽の如きものが次から次に頭上を越えて飛び去ってゆくのですが生まれて初めて見たものです。
正直言って怪しく不気味な妙な気分でした。


3番目は「思えば遠くに来たものだ」とばかり遥かなる山並みが続いている風景。

日高、夕張方面を写しております。


4枚目は頂上から東カールを見下ろしています。凄く大きなカールで先ほどの北カール以上のスケールです。
本日は9月9日なのですがウラシマツツジもう紅葉。
ここは本州では3000m位の感じですからこんなものでしょうか。

顔に当たる風も冷たくせいぜい外気は10度少々でしょう。

時間が少し経ったのですが2番目に紹介した怪しげな雲が何本も通過し始めおまけに寒い。遥か遠くに帯広方面の平野が少しだけ見えていました。
一同、頂上から早く撤退で一致し20分程度で下山と相成りました。

これから山小屋に早く戻り増水し轟々と流れる川の渡渉が待っているという訳で気持ちは早く暖かな家に帰りたいと里心がついたような心境でした。

この回おしまい。

なお、先月は聖岳・光岳縦走は豪雨・強風の悪コンデションのため光(テカリ)岳のみ登頂しましたが全てガスに包まれ見るべき画像無し。そのあと岩の殿堂あの剣岳への挑戦は台風のためツアー中止!
今年はやはり天気に恵まれていませんね。笠が岳で使い果たしたか。アア・・・残念。

1 件のコメント:

  1. 芹澤さん

    こんばんは
    幻想的な雲ですね。
    写真からも雰囲気が伝わってきます。

    いつもすばらしい写真の数々、
    ありがとうございます。

    ネットで山登りの気分を味わえ
    お得感満載です。

    これからは冬山になりますので、
    しばらくは山行きもオフになるんでしょうかね?

    来年はどんな計画になるんでしょうか、
    百名山制覇も秒読みですね。

    返信削除

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