新潟・山形に接し会津若松の北西に位置し
大変奥深い山として知られています。と期待してツアーに参加したところが
それまでの晴天から一転して雨中での
山旅となりました。
風景を多数ご覧の読者には大変つまらぬ
画像であるかもしれません。
その象徴的なものが雨でカメラ内部に水分
が入ってぼやけた映像しか写らなかった
飯豊本山2105mの頂上でのこの映像!
実は昨年10月下旬東吾妻山から遠望し、
また、今年6月末西吾妻山から雪を頂く
飯豊連峰の雄姿をこんな風に見ておりました。
それを眺め今年必ず登頂を果たすぞと
心に決めたのです・・・・なーんちゃって。
見てくださいこの綺麗な雪を頂いている
連峰を!実に素晴らしい風景ですよね。こいつを是非縦走したい。
一番高いのが連峰最高峰の大日岳2128mで飯豊本山は多分重なっている手前左側の山と思われます。
その楽しみが風雨で打ち砕かれた!
今回は3泊4日の山旅で最深部の大日岳
まで踏破する予定でした。
飯豊本山山頂から見た大日岳(画面中央)。
目指す先はあれだと午前9時過ぎ(一寸アタックするには遅い)の小休止時のショット。
目指す先はあれだと午前9時過ぎ(一寸アタックするには遅い)の小休止時のショット。
頂上避難小屋の一角でガイドと添乗員3人が
なにやら密談中で悪い予感がしました。
それから集合の声。「残念ながらこの状況で
の登山続行は困難で危険につき大日岳への
アタックは中止」と宣言されちゃいました。
確かに天候が悪いうえパーティの歩みも
下界からは霧が湧き9月なのに寒く冷たい
雨が吹き付ける状況下の判断は納得。
おそらく目に入る残雪は根雪となって行くに
違いないでしょう。誰も異議を唱えず。
おそらく目に入る残雪は根雪となって行くに
違いないでしょう。誰も異議を唱えず。
そう、この山を1回で制覇できると思うなと
告げられているような気がしました。
また来いよといわれた感じですね。
来年またチャレンジするしかないよな、
別ルートで3泊4日で縦走してやるかと
思いました。
残念ながら今年はここで敗退。
一応百名山の飯豊本山は登頂したことに
なるのですがやはり心残りでした。
時間はずっと下って夕暮れ時の風景です。
大日岳に夕日が沈んでゆきます。
夕方漸く雲が少しづつ消えて明日は何とか
晴れが期待できそうだと思いつつずぶぬれの
雨具を乾燥施設のない避難小屋で石油
ストーブで乾かしておりました。
快方に向かってゆきました。中々すきっとした
天気にはなりませんでしたが。
一日遅ければと悔やんだもののツアーなのでやむ得ません。
また来る日まで、さらば飯豊連峰と心の中でいいつつ下山したのでした!
おしまい