今年は半導体チップ製造工場に訪れました。函館の中心街から20分ほどの所に工場はありました。工場内部はさすがに塵ひとつなく清潔な佇まいで、廊下の壁一面には小集団活動の標語や成果などの情報が張り出され、活発な取り組みが窺われました。用途についての具体的な説明(あらゆる電子機器)はありませんでしたが、2日かからずに1デバイスが完成するというのはギネスものの生産性らしいことをこっそりと宣伝されていました。
函館山からの100万$の夜景 |
研修の後は恒例の懇親会へとなだれ込みました。場所は函館山の中腹にある「煌(きら)」で夜のとばりが下りてくるのを肴にほろ酔い気分になったところで山頂を目指しました。山頂からの眺めはまさに宝石箱をひっくりかえしたように煌めき、正真正銘の100万$の夜景でした。
左側の函館湾に係留されているのは、懐かしの青函連絡船です。
翌日もまた100万$の夜景でした。 |
大沼国定公園(バックは駒ケ岳) |
翌日からは大沼国定公園~江差~松前~函館市内観光と完全に観光モードです。
港の近くには、江差港から奇跡的(このくだりは司馬遼太郎の「街道をゆく」15に記されています)にも引き上げられた明治の軍艦(発注したのは徳川幕府でしたが) ”開陽丸” が見えました。艦内を見学しビデオもしっかり見ました。
開陽丸の雄姿 |
艦内で砲兵のまね |
開陽丸をあとに港を少し上がるとニシン御殿がいくつかありました。その内、何といってもY2会ではこの方を語らずしては始まらない「横山家」を訪ねました。
横山さんの実家ではありません(ニシン御殿) |
そろそろ3時を過ぎ函館まで100㌔以上あるので、松前へ出発。
海岸線を快適なドライブ。
途中は民家も少なく冬は寂しい所だろうと思いながら運転していました。松前まではほとんど繁華街はありませんでした。
意外に小じんまりした松前城 |
先の「街道をゆく」によると、築城にあたり海からの砲撃に弱いので、函館にと具申したが松前藩主が頑なにこの地にこだわったとの事です。
城内には桜、藤、ツツジなどが多く植えられ、桜の季節は周辺の学校のグランドが即席の駐車場になるという話でした。城内の写真で桜祭りの写真を見ましたが、青森の有名な桜を思い出しました。
お城の近くで松前漬けもGetし、一路函館へ。
私は知りませんが、皆さんはご存じのハズ |
翌日は昼の飛行機だったので、朝から五稜郭と市街を散策しました。函館山の中腹(ロープウェイ乗り場付近)あたりが散策にいいようです。
五稜郭内の函館奉行所は今年7月完成したばかり、まだ木の香りも鼻をつくほどでした。もちろん、図面から当時のままに復元されたものだそうです。(日本建築の技が凝らされているとの事ですが、素人目には極寒の地にこの建物はないだろうと思えてしまいます。これでは冬は寒さで凍ってしまいます) 麗子さんは土方歳三にうっとりとしていました。
五稜郭内の函館奉行所にて
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函館は異国情緒満点です
抹茶ソフトをなめながら、そぞろ歩き。フリーマーケットなどを覗き、ブラブラと。坂を登ったり降りたりして見て歩きました。
秋の紅葉には少し早かったですが、食べ物、飲み物、そして歴史と文化。様々なものがしみ込んだ4日間の研修と道南の紀行でした。
来月は九州に飛びます。斯うご期待。(井手さん。待ってて下さい)
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波多腰さん
返信削除暫くY2会ブログの更新がなかったので、私が五色沼を投稿し、芹澤さんの剣ヶ峰、波多腰さんの函館と続き、またまた賑やかなY2会ブログになりました。函館山の夜景、やはり素晴らしいですね(実物はまだ見たことがありませんので、いつか必ず律子さんと訪問するぞ!と決意を新たにしました)。函館奉行所の写真は、ただの看板かと思ったのですが、よ~くみると波多腰さんと麗子さんの顔が出ていることに気付いた傑作でした。そして、やはり何といっても「横山さんの実家ではありません」がベストコメントです。麗子さん、来年はどこに連れていってもらえるのか、楽しみですね。
波多腰さん
返信削除函館シリーズは天気に恵まれて良かったですね。多少内地よりは涼しかったのでは。函館山といい大沼公園ほか道南の観光名所をご夫妻で堪能されておられ写真を見て小生も来年は出掛けたくなりました。北海道は花の6月から紅葉の9月がいいですよね。軍資金は相応に必要ですが食べ物と景色とゴルフと各種土産を考えるとほんとに北海道はいいなー。(せり)
あれは拙者の先祖の家じゃ!今の横山家は貧乏じゃがな。
返信削除私のご先祖様の家に行っていただけたのですね。ありがとうございます。今では落ちぶれてショートホールの100円の罰金にもことかくような状況ですが、ご先祖様はおかねもちだったんです。トホホ
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