2010年10月26日火曜日

草紅葉の苗場山

雨に煙る苗場山および小松原湿原散策の巻。

今月9,10と1泊2日 で苗場山とその北に広がる小松原湿原(ガイドによれば尾瀬湿原の規模と同等とか)に出かけました。新幹線で越後湯沢駅で下車し手配された小型バスで総勢20名で登山口である和田小屋まで約40分の移動となります。曇天でそのうちに降ってきそうな怪しい雲行きです。

和田小屋で登山準備しておりますとどんよりした雲間からとうとう雨が!止むえずレインウエアーを着装してしとしとそぼ降る雨の中言葉少なく歩き始めました。休憩を入れて約5時間、頂上の山頂ヒュッテに
到着しました。

しかし初日は雲とガスで周囲が分からずひたすら山小屋を目指し歩き続けるのみとなりました。
以下の画像は全て翌日のものです。前日の強い風雨も影を潜め高曇りの天気ながら予報は雨。
今のうちにとばかりシャッターを切りました。遠景は上州の山々。時刻は朝の6時。















手前は熊笹ですが高層湿原が苗場山の山頂付近には広がっています。高度はおよそ2100m。
















方向を西の方に向けると新潟・長野の県境の山々が見えています。中央に高く見えているのが妙高山。
手前の湿原、池塘と濡れた木道が目に入ります。











更に北に目を向けると遥か向こうにも湿原が広がっています。新潟の津南の方向になります。











苗場の山頂ヒュッテを出て北側の小松原湿原を延々と9時間歩いたのですが見晴らしがあったのは約2時間程度で 途中から雨がまた降り出してガスの中を黙々と歩いたのでした。その一場面がこの写真で滑りやすい木道が続く中、草紅葉霧の湿原が雨に
煙っています。池のように見えるのは池塘です。

やや幻想的な風景ですね。幸にして強い雨でないのはラッキーでした。湿原を抜けて林道に出て暫くしたら強い雨に変わって行き傘を片手に下山しました。

下山後の入浴は越後湯沢駅構内に隣接の温泉にて疲れを癒したのです。帰りは新幹線なのでバスと違って楽でいいなと思いつつ家路を急いだのでありました。おしまい!

3 件のコメント:

  1. 芹澤さん
    今回の苗場山と小松原湿原は雨にたたられた山登りだったようで、残念でしたね。もしかしたら波多腰さんがどこかで活動していたかもしれませんよ。あれっ?もしかして10/9は長崎くんちで盛り上がっていた時じゃないですか、波多腰さん?

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  2. 芹澤さん、三浦さんおはようございます。

    今回は天候恵まれませんでしたね。
    9日は島原~熊本~帰宅の日でした。
    (8日は長崎も雨でしたので、この雨雲の
     仕業かもしれません)

    年間の晴天確率との関係はどうなんですかね?

    自称雨男の私でもゴルフや釣りで雨に祟られる
    確率は1割以下だと思われます。

    でも、雨に祟られた記憶が鮮明ですので
    気持ち的には3~4割に強調され”雨男”に
    なってしまいます。

    ”池塘”という単語に初めて出会いました。
    秋枯れの湿原の景色が、雨にけぶって
    とても幻想的です。

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  3. 三浦さん、波多腰さん
    今晩は。十月はずっと雨に祟られています。この後の2泊3日の山行でも3日間雨。本当についていないのです。何か罰が当たったみたいです。

    ただ山に行っていると必ず雨にも当たるときはありますね。
    今年は特に熊にあたる場合もあるようですが。幸にしてまだ出会っていないのは寧ろついているという方がいいのかもしれませんが。

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