2012年10月28日日曜日

「山男の独り言」シリーズ第23回会津駒ケ岳の巻

   紅葉が各地で見られる時期なので今回は福島県の会津駒ケ岳を御案内。場所的には尾瀬沼、燧ケ岳のほぼ北側で群馬県との境、福島県の最西南部に位置しています。

10月上旬の今週を除き時間がないので2つの台風の通過の隙間の晴間を狙い登山を計画したのでした。

しかし登頂前日は予報に反して曇りから雨、夜中は風と雨が強いので駒ノ小屋の登山者達は雨中での登頂を覚悟していました。






ところが夜中ずっと降っていた雨が7時には
ご覧のようにガスが薄くなり、切れ切れの晴れ間も出てきてチャンス到来とばかり出発。

前日高度を稼いで小屋まで登っていたので15分程度で頂上に到着。頂上はこんな標識と画面左手には木製の綺麗な表示板がありました。
これで百名山は達成したのですが天気が回復しているので今のうちに往復約2時間の中門岳まで紅葉見物に足を伸ばした。単独登山はツアーと違い天気次第で予定を柔軟に変えられること!今回のような悪天候下でどう行動する、どこまで足を伸ばすかかは自分次第・体力次第で最高!
                                                                      
てなわけで濡れた木道が続く、やや下りの道をテクテクと草紅葉の間を滑らぬよう注意をしながら歩いていました。前方に私より30分くらい先に小屋を出たパーティを発見。



 ひたすらよく滑る木道を歩くと随所に木々の紅葉が目に入ってきます。紅葉時期は木により違っており同色でもも夫々微妙に違い、赤、黄、茶色とバラエティに富んでいます。 


約40分ほどで一番奥にある中門池、中門岳を確かめまた同じ道を引き返します。

道はこんな感じで登ったり、下ったりの繰り返しで木道もフラットな所が少なく腐っていたり傾いていたりして大変歩きにくい所です。それはともかく雲の陰で見にくいのですがずっと草紅葉が続くすっかり秋たけなわの山道です。















そして駒ノ小屋に戻る途中で先ほど通らなかった頂上直下の巻道で漆の木?らしき木の鮮やかな紅葉に出くわしました。ここにあるもみじや楓ははまだ色づき始めた所です が緑の樅?とのコントラストが実にいい感じでした。画像の後方にも紅葉が混じり始めるのが見えています。ガスのせいでやや白んでいるのが残念ですが。こんな風景を見ながら駒ヶ岳をあとにしてきました。




おしまい

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