2011年7月3日日曜日

「山男の独り言」シリーズ



本日は昨日と違い大変よい天気に恵まれ朝から遠くまで展望が利く日でした。ただし、個人登山ならこんな天気なら朝5時頃には登山開始して早く頂上アタックをするのですがツアーの悲しさ。


朝飯が7時からでないと出来ないので出発は8時と登山には非常識な行程を組んでいるのです。案の定10時過ぎには頂上付近はガスっている。


左が望岳台といってスタート地点から間もない所。

噴煙の後ろの一番高い山が目指す十勝岳2077mです。





中腹の十勝岳避難小屋から登山口を振り返ってみたスナップです。下界のほうはよく晴れているので綺麗に牧場とか宿泊した温泉街、さらには右側上部にうっすらと旭川市街地が映っています。


なお、中央下のやや左下に登山口の駐車場等が見えています。









噴火口跡が左右にあるのですが濃いガスに巻かれて白い世界を登山路に沿ってすこしづつ登ります。


富士登山の経験者なら感覚的に分かると思いますが砂礫に少々足元が埋まりながらさくさくと音を立てながら歩いていきます。


頂上を極めた下山者と我々のパーティとが霧の合間に出会うところですがこれから画面左側に向かって残雪の残る場所や雪渓を越えて上に向かいます。







頂上での場面ですが案の定360度の展望が利く筈のところですが誠に残念、湧き上がるガスや雲にさえぎられ部分的に周囲の峰峰が垣間見られます。


とはいえやはり雄大な雰囲気は多少感じられましたので機会があればもう一度天気の良いときに登ってみたい山でした。


下山路も同じルートでゆっくり登って往復7時間位の行程で余りきついところはありません。










下山時の途中ですが噴火口跡に残雪が吹き溜まりを作って随分残っていました。


左右噴火口跡がありその尾根伝いに登山路がありましたが画像右側の雲のようなのは実は噴煙です。


登山路からは見えませんが活発に煙を出しておりました。たまたまガスが晴れてきてこんなところを登っていたと気がついた次第です。


今週は続いて蝦夷富士と呼ばれる羊蹄山に登ってきます。ではまた。

1 件のコメント:

  1. 芹澤さん

    今回はツアーなんですね。
    それにしても梅雨のない北海道でこの天候はないですよね。(自然味はいっぱいですが)
    もしかしてパソコン持ち歩いていらっしゃるんですかね?

    返信削除

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