2011年7月13日水曜日

「山男の独り言」シリーズ 羊蹄山の巻


先週6,7日と1泊2日で北海道のニセコアンヌプリと羊蹄山に登りました。左はバスの車窓からの蝦夷富士=羊蹄山の写真です。

天気は微妙な状態でしたがニセコアンヌプリはおまけなので本番の前の前座の足慣らしの登山でした。

この山は標高1306mで午後1時からのスタート予定でしたが同時刻に函館工業高校の生徒250名も競合することとなり喧騒の中での登山でした。

しかし頂上からは意外にも日本海が眺められ、あの泊原発の建屋(中央のドーム状のもの)が遠望出来ました。地図を見ると位置関係が納得できます。


写真中央の山の頂の上側に白いドームが海に突き出した部分に見えるのがそれです。

上空の雲は現れたり消えたりで大変速いテンポで変化する日でありました。

この状況の中で函館工業の校歌ががなりたてられたのですが画像では何とも想像を超えておりますね。






翌日は標高差約1640mの羊蹄山登山ですが前日からは打って変わって素晴らしい晴天に恵まれました。

路傍に咲く様々な高山植物が歓迎して祝福しているみたいでシラネアオイが綺麗に撮れていました。

羊蹄山の植物群落は一部天然記念物に指定されているそうです。確かに様々な草木が見られました。

ウコンウツギの黄色の花や小さなピンク色の花をつけたエゾノツガザクラ、紫のミヤマオダマキほか可憐な花々が目を楽しませてくれました。




そうこうしているうちに約5時間で頂上までやってまいりました。頂上付近の噴火口をバックに1枚!

当日は気温が上がり半袖でも十分。雪はまだ随所に残ってはいましたが寒さは感じない状況でした。

余り顔写真は出したくないのですが頂上付近の雰囲気を伝える画像がないので敢えて掲載します。

左側(東)から雲が発生して時々頂上を覆って行きます。




頂上からは360度展望が利いて四囲の風景が眺められます。30Kmほど遠方の洞爺湖を眺めたところです。

近くにある町屋もはっきりと見ることが出来、ニセコ町、倶知安町、真狩村などよく見えていました。

苦労して登山するわけなのでこのくらいのご褒美が毎回あるといいのですが一寸図々しい言い分かな。

というわけで今回は大変結構な山行となりました。
次回は南アルプス塩見岳登山記をお届けします。






1 件のコメント:

  1. 芹澤さん

    こんばんは
    (メールをいただきましたので、下書きをそのままUPさせていただきました。必要でしたら修正をかけてください。)


    今回は天候に恵まれたようで、良い山行のようですね。
    足慣らしが千メートル級の山では私の出る幕ではありませんが、
    5百メートルぐらいでしたら何とかついていきたいと思います。

    しかし、このところ連ちゃんですね。
    気をつけてお帰り下さい。(台風も近付きそうですので)

    返信削除

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